テクノロジーで変わる暮らし - スマートフォンで家族と簡単につながる方法：ビデオ通話を使ってみましょう

スマートフォンで家族と簡単につながる方法：ビデオ通話を使ってみましょう

Tags: スマートフォン, ビデオ通話, LINE, コミュニケーション, 家族

離れて暮らす家族や、なかなか会えないお孫さんの顔を見たいな、と感じることはありませんでしょうか。お電話で声を聴くだけでも安心しますが、顔を見ながらお話できると、より一層心が通じ合うように感じられますね。

テクノロジーと聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は、普段お使いのスマートフォンを使って、簡単に顔を見てお話する方法があります。それが「ビデオ通話」です。今回は、このビデオ通話について、特に多くの方がお使いのLINEアプリを例に、その使い方を分かりやすくご説明します。

ビデオ通話とは、スマートフォンやパソコンの画面を通して、相手の顔を見ながらお話ができる便利な機能です。まるでテレビ電話のように、お互いの顔や周りの様子を見ながら、音声で会話ができます。電話だけでは伝えきれない表情や雰囲気が分かるので、より身近に感じられます。

メリット
- お互いの顔を見ながら話せるので、安心感があります。
- お子さんやお孫さんの成長を、リアルタイムで見ることができます。
- 伝えたいもの（例えば、作った料理や庭の花など）を画面で見せることができます。
- 多くの場合、通話料はかからず、インターネットの通信料だけで利用できます（Wi-Fiのある場所なら通信料も気にせず使えます）。

ビデオ通話をするために必要なものは、主に以下の二つです。

スマートフォン：カメラとマイクがついているスマートフォンが必要です。今お使いのほとんどのスマートフォンには、この機能がついています。
インターネットにつながる環境：ご自宅のWi-Fiや、スマートフォンの契約に含まれるデータ通信が必要です。Wi-Fiがあれば、通信料を気にせず長くお話できます。

ここでは、多くの方が家族との連絡に使われているLINEアプリでのビデオ通話の方法をご説明します。操作はとても簡単です。

まず、スマートフォンの画面にあるLINEアプリのアイコンをタップして、アプリを開きます。

友達リストやトークリストの中から、ビデオ通話をしたい相手の名前をタップします。その相手とのトーク画面が表示されます。

トーク画面の右上の方に、電話の受話器のマークがあります。このマークをタップしてください。

電話のマークをタップすると、「音声通話」と「ビデオ通話」の二つの選択肢が表示されます。今回は顔を見ながら話したいので、「ビデオ通話」と書かれた方をタップしてください。

「ビデオ通話」をタップすると、相手に呼び出しの音が鳴ります。相手が出るまで、そのままお待ちください。相手が出ると、お互いの顔が画面に映って、お話が始まります。

お話が終わったら、画面の真ん中あたりに表示される、赤い電話の受話器のマークをタップしてください。これで通話が終了します。

もし、ビデオ通話がうまくいかない場合でも、いくつかの簡単な確認で解決することがあります。

相手の声が聞こえない・自分の声が届かない：スマートフォンの側面の音量ボタンで、音量が小さくなっていないか確認してみてください。また、スマートフォンのマイクやスピーカー部分を指でふさいでいないか、確認してみてください。
相手の顔が映らない・自分の顔が映らない：ビデオ通話中に画面をタップすると、カメラのオンオフを切り替えるボタン（ビデオカメラのマーク）が表示されることがあります。このマークがオンになっているか確認してください。斜線が入っているとオフになっています。
途中で通話が切れてしまう：インターネットの接続が不安定な可能性があります。もしWi-Fiをお使いでしたら、Wi-Fiのマークが表示されているか確認してください。表示されていない場合や弱い場合は、場所を移動してみるか、一度Wi-Fiを切ってスマートフォンのデータ通信で試してみるのも良いかもしれません。

スマートフォンを使ったビデオ通話は、離れていても大切な家族の顔を見ながらお話できる素晴らしい方法です。最初は少し戸惑うかもしれませんが、一度やり方を覚えてしまえば、驚くほど簡単に使えます。

この記事でご紹介したステップを参考に、ぜひ一度、お近くに住む家族や友人と試してみてはいかがでしょうか。きっと、お互いの顔を見て話せることの喜びを感じていただけるはずです。テクノロジーを活用して、大切な人との繋がりを、より豊かに、より身近に感じてみてください。